転職しない方が良い2つの理由|後悔しがちな退職金と有給の仕組みを解説

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転職ブームですね

「仕事に不満があるなら転職しろ!」

と焚き付けられ

まるで転職しないと損してるみたいな言い方の人もたくさんいます

いや、ちょっと待てと

転職しないことで良いこともたくさんあるよと。そう言いたい。

目次

周りの転職に惑わされないで考えてみよう

同僚が転職していくと焦りますよね

働いていれば職場の悪いところはどんどん見えてきてしまうものです

でも、ちょっと立ち止まって考えてみるとそんな悪いことばかりではないはず

  • 有給使えない
  • 給料払ってくれない
  • サビ残当たり前

そんなブラックは論外だが…

むしろこれらに当てはまっていて、自分に強くストレスを感じているなら

それはさすがに転職しましょう

転職しない方が良い理由2選

積み上げてきた退職金がリセットされる

職場に退職金の制度はありますか?

もしあるなら、退職金の積み上がりはリセットされてしまいます

【一般的な退職金制度】
受け取れるのは勤続3年以降。多いのは【基本給×勤続年数に応じた規定倍率×役職年数の規定倍率】のようなところが多いようです。勤続10年や20年などを境に跳ね上がる仕組みになっています

当然辞めてしまえば退職金の積み上がりはなくなります

例えば、満3年から退職金発生する場合

2年でやめてしまったら退職金なしの会社に勤めていたのと同じことになるのです

転職派の言い分としては

そんな端金のために時間を犠牲にするな

でしょうけど

もし仮に転職を繰り返してしまったら生涯賃金はガクンと差がつきます

この事実から目を背けてはいけません

なるべく早く良い勤務先に出会って、転職しないことが一番良いのです

有給付与日数もリセットされる

これ見落とす人多いんですよ…

普段あれだけ有給消化率を気にしているのに

転職したら有給が半年間なくなって、また10日付与から始めるのか…

【有給付与日数】
入職して0.5年➡10日、1.5年後➡11日、2.5年後➡12日、3.5年後➡14日、4.5年後➡16日、5.5年後➡18日、6.5年後以降20日ずつ付与される

有給も退職金と同じで、勤続年数が長い方がお得なのです

5年働いて辞めてしまったら、有給18日付与されるはずだったのに

半年間有給なし+付与日数10日から再スタートになります。

休日数が大切!

とか言いながら、転職を繰り返している人いませんか?

転職する度に休日数が減っていることもよく考えて転職しましょう

最近の求人で見かける年間休日数の罠

年間休日数が書いてある求人は親切に見えますが

マイナビエージェントさんによると

「ほとんどの企業で法定有給取得5日を含めた年間休日数が書いてあります」

だそうです

【法定有給取得5日】
働き方改革かなにかで年間に5日間は有給を取らなければならなくなった

さすがに企業も対応してきてますね…

これほんと落とし穴なので注意してください

年間休日115日!(法定取得を含む)

あー怖い怖い。

まとめ:退職金と有給リセットされてでも転職したいのか?

このように、転職は一概に良い事ばかりではありません

働いてみないとわからない

周りの意見に惑わされず、なんとなくで転職して積み上げたものを失わないよう

熟考して決断することをオススメします

転職は一種の流行のようなものになりつつあります

転職しない=行動力がない

のような風潮も感じますが、まったくそんなことはありません

転職をすることを辞めるというのも立派な選択肢として考えるようにしましょう

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